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糖尿病と血液の流れとの関係について

 

 

 

糖尿病性腎症の予防

 

 

ではそうならないために、
腎症を予防するためにはどうしたら良いのでしょうか?

 

 

腎症の比較的初期の兆候を見逃さないことが大切です。

 

 

 

もちろんこの腎症の場合も、
他の糖尿病性疾患と同じく、
自覚症状のようなものは、あまりありません。

 

 

 

ですが、その兆候の中でも、見分けやすいものは、
前述のように「たんぱく尿」です。

 

 

 

普通は、ある種のたんぱくは尿に混じる事はありませんが、
それが混じっているということは、
ろ過機能が弱っていることの、兆候といえます。
 

 

 

もし尿にたんぱくが検出されたのであれば、
十分気を付ける必要があります。

 

 

 

その時点で、
恐らく血糖値が高い状態になっていることが予想されます。

 

 

 

尿のたんぱくは、
検査時によって、量が多かったり少なかったりする場合があります。

 

 

 

 

しかし、次第にいつ測っても、
たんぱくが検出されるようになります。

 

 

 

 

その場合は、すでに「糸球体」の30%〜50%が、
影響を受けている場合が多いようです。

 

 

 

 

ですから、まず微量のたんぱくが尿から検出された時点で、
糖尿の改善に向けて努力をすることが、急務といえますよ。

 

 

 

このように、糖尿病性腎症も、
結局は血液の流れと関係があることが分かりますね。
 

 

 

高血糖の状態が続いている血液は、
体中の毛細血管や糸球体のような細小血管に、
重大な被害を与えているのです。

 

 

 

では、最後にちょっとまとめて考えてみますね。

 

 

 

 

腎臓は、「糸球体」と呼ばれる、
細小血管の塊によって、ろ過機能を果たしている。

 

 

 

しかし、高血糖のドロドロ血液によって、
「糸球体」の血管が硬化したり、傷ついたりして、
ろ過機能を果たさなくなる。

 

 

 

結果、たんぱく尿を排出したり、
後には尿を排出することもできなくなり、
腎不全を引き起こす。

 

 

 

と、このような経過をたどってしまいます。

 

 

 

 

現在、腎臓の機能が働かなくなり、
人工透析を受ける糖尿病患者の方が急増しているようです。

 

 

 

 

一生続けなければならなくなる、
このような透析治療を防ぐためにも、
改善に向けて励みましょう!

 

 

 

では、さらに、別の合併症についてもどうぞお調べください。

 

 

 

糖尿病の怖い症状−糖尿病性神経障害

 

 

 

糖尿病性神経障害

 

 

 

糖尿病の症状のひとつである神経障害(しんけいしょうがい)。

 

 

これもまた、大変やっかいな合併症です。

 

 

 

大体、糖尿の方の3分の1ほどが、
何らかの神経障害を経験するとも言われています。

 

 

 

 

「神経」とひとことで言っても、
じつは幾つかの種類に分けることができるんです。

 

 

 

脳や脊髄からなる「中枢神経」と、
中枢神経から枝分かれしている「末梢神経」。

 

 

 

まず大きく分けて、この2種類に分けることができます。

 

 

 

糖尿病の場合、影響を受けるのは主に「末梢神経」です。

 

 

 

末梢神経は、身体中に網の目のように張り巡らされていて、
脳からの指令を身体中に伝え、
逆に末端からの情報を脳に伝えています。

 

 

 

さらに、この糖尿病の症状のひとつである神経障害を正しく理解するために、
末梢神経を3つに区別することにしましょう。

 

 

1)運動神経 (手足を動かすなどの働き)
 
2)知覚神経 (痛さや冷たさなどを感じる働き)
 
3)自律神経 (内臓や発汗の調節など)

 

 

 

 

糖尿によって影響を受けるのは、
2と3の神経と言われています。

 

ではまず、2番目の 「知覚障害」について考えてみましょう。

 

 

 

知覚障害の症状とは?

 

 

始めに、そもそもなぜ糖尿病の症状として
神経障害が起きるのか?ということを少し考えてみますね。

 

 

やはりこれも、血液の流れが大いに関係してくるんですよ。

 

 

身体中に張り巡らされている神経も、
他の細胞などと同じく、血液によって、必要な栄養をもらっています。

 

 

 

 

しかし、糖分の多く含まれた、
高血糖の流れにくいドロドロ血液は、
神経に栄養を伝える毛細血管の中をスムー ズに通ることができません。

 

 

 

 

それで、神経は必要な栄養をもらえないので、
正常な機能を果たすことができなくなってしまうんです。

 

 

 

その結果、神経障害という症状を起こします。

 

 

 

では、神経が栄養をもらえなくなると、どうなるのでしょうか?

 

 

 

たとえば、足で画びょうを踏みつけてしまったら、
「イタ〜イ!」と感じます。

 

 

 

それは、足の知覚神経が正常に働いているので、
その痛さを脳に伝えるからです。

 

 

 

それで思わず「イタ〜イ!」と叫んでしまうのですね。

 

 

 

この場合、知覚神経は、
ちょうど電線のような役割を果たしていると考えてみてください。

 

 

 

電線は、たとえばA地点からB地点までの間をつなぎ、
電気を送る役割を果たします。

 

 

 

 

同じように神経も、
足(A)から脳(B)をつなぎ、
「イタ〜イ!」という電気信号を送っていることになります。

 

 

 

しかし、栄養をもらえない神経は、
さびついた電線のように、電気信号を送ることができなくなります。

 

 

 

 

たとえ足が怪我をしても、
痛さを感じる知覚神経がやられているので、痛くないのです。

 

 

痛さを感じない訳です。

 

 

でもこの、「痛くない」っていうのがクセモノなんです。

 

 

 

足を怪我していても痛くないもんだから、
ついつい放ったからしにしてしまいます。

 

 

 

本当は痛いからこそ、
気になって見たり病院に行ったりする訳ですよね・・・。

 

 

 

でも痛くないもんだから、
何にも治療せずにそのままずっと放置してしまいます。

 

 

 

すると・・・怪我をした所からばい菌が入り、どんどん悪化していきます。
でも、痛くないもんだから、全然気が付きません。

 

 

 

 

そして、ある時ふと足を見ると、
もう手遅れなぐらいに怪我が進行している!なんてことがよくあるんです。

 

 

 

中には、気が付いたら足が真っ黒になっていて、
つまり足が壊死 していて、もう切断しなければいけなくなっていた。
そんなことも現にあるんですよ。

 

 

 

 

ですから、この痛さを感じなくさせてしまう神経障害っていうのは、
糖尿病の症状の中でも本当に本当に怖いものなんです。

 

 

 

 

こういったことにならないためには、
血管を強くすること、血管内の老廃物を取り除くことなどが関係してきます。

 

 

 

では、神経障害の症状にはどんなものがあるでしょうか?

 

 

 

下記のような症状を感じているならば、
すでに知覚異常をおこしていることが考えられます。

 

 

手足にシビレや、ヒリっとした灼熱感がある
 
素足でも足の裏に紙を貼ったような感じがある
 
直立状態を保つことが難しい
 
目をつむってその場足踏みをすると移動してしまう
 
指先を使う細かい作業が以前のようにできなくなる
 
よく足がつる
 
ケガや、やけどの痛みに気づかない
 

 

 

ただし、こうしたもののいくつかは、
たとえば腰痛の方や椎間板ヘルニアの方にも
似たような症状がおきる場合がありますので、
その区別が難しいところでもあります。

 

 

 

もし、そういった症状が同じ時期に両足に現れたり、
夜に寝ている間におきたり、
激しい運動をした訳でもないのに、こむらがえりをおこしたりするならば、
運動神経の障害の可能性があります。

 

 

 

ちょっとでもおかしいなと思えば、
迷わず病院に行くことをお奨めいたします。

 

 

 

さらにこの神経障害の症状の中でも、
自律神経の障害という症状も、とてもやっかいなんです。

 

 

自律神経障害の症状とは?

 

 

最近よく自律神経という言葉を聞きませんか?

 

 

 

自律神経の異常は、
ストレスによるものも多いと言われていますので、
ストレス社会の今は、
自律神経に問題をもっておられる方が増えているようです。

 

 

 

それでよく、TVや雑誌でも取り上げられているんですね。

 

 

では、自律神経は具体的にどんな働きをしているのでしょうか?

 

 

 

 

自律神経は、心臓や胃、膀胱、血管などの働きを、
微妙に調節している神経なんです。

 

 

 

たとえば、物を食べると自然に胃が活発に動き出して、
食べた物を消化分解してくれますが、
そのように胃の運動を制御してくれているのが、自律神経なのです。

 

 

 

 

しかし高血糖のドロドロ血液によって、
神経に栄養を運ぶ血管が詰まったり、
損傷したりして、神経に栄養が伝わらなくなると、
栄養がもらえない神経は、徐々に本来の機能を果たせなくなる訳です。

 

 

では、自律神経の障害には、どんな症状があるでしょうか?

 

 

立ちくらみの症状

 

汗の異常(汗をたくさんかく、逆に汗をかかなくなる)

 

胃もたれの症状

 

下痢・便秘の症状

 

膀胱障害の症状

 

などがあります。

 

 

 

 

自律神経に障害があると、
胃の運動が悪くなる傾向があります。

 

 

 

食べた物が、
いつまでも胃の中に残っているような感覚があったり、
食べ過ぎたり飲みすぎたりしていないのに、胃がもたれたりすることもあります。

 

 

 

又、血糖値にも異変がみられることも多いんですよ。

 

 

 

胃の運動が不規則になりますので、
胃が活発に動きすぎる場合もあります。

 

 

 

そうすると、食べた物の、
消化吸収の速度が速まるため、
食後に急激に血糖値が上がったり、
逆に、胃の働きが悪くなると、食後かなりの時間が経ってから、
血糖値が上昇する場合もあり、
血糖値を定期的に測っても正確な体調が判らなくなってしまうなんてこともあるんです。

 

 

汗の異常や立ちくらみという症状の場合はどうでしょうか?

 

 

特に暑いわけではないのに、
上半身、胸や顔、頭に異常に汗をかいたり、
逆に暑いと感じているのに、まったく汗が出ない場合もあります。
 

 

 

 

また、立ち上がった時に立ちくらみを覚える事も多いようですが、
それは血圧の調節がうまくいっていないからなんですね。

 

 

 

寝ている時と立ち上がった時の血圧が、
一定に保たれるように調節しているのが自律神経なのです。

 

 

その調節がうまくいかないと、
立った時に血圧が下がり、脳に血液が回らず、
めまいや立ちくらみを起こしてしまいます。

 

 

 

さらに、腸にも影響が及ぶと、
下痢や便秘という症状を引き起こすことが多いと言えます。

 

 

 

下痢だけ、便秘だけを起こす場合もありますし、
下痢と便秘を交互に繰り返す場合もあります。

 

 

 

たとえば下痢の場合は、次のような症状が見られます。

 

 

 

1)突然起こることが多い
 
2)あまり腹痛を伴わない
 
3)下痢が続いても体力を消耗するほどではない

 

 

 

特に、食後急におなかがゴロゴロと鳴りだして、
すぐにトイレに駆け込んだりすることが増える場合があります。

 

 

 

冷たいものや、刺激物、
あるいはあたりそうな生ものなどを食べた訳でもないのに、
頻繁に下痢をする場合は、要注意と言えますよ。

 

 

 

 

このように、自律神経の異常は、
身体の様々な個所に悪影響を与え、
わたしたちの健康にとって大きな問題となることが分かりますね。

 

 

 

 

それで、上記のような症状を経験していたり、
長く続いている場合は、
病院での検査を早い目に受けられることをお奨めいたします。

 

 

 

さて今、糖尿病の症状や合併症について色々と考えていますが、
この症状や糖尿自体は一体どうやったら改善していくのでしょうか?

 

 

 

食事療法?運動療法?お薬を服用すること?

 

 

 

どれも間違いではありませんし、
場合によっては必要なことです。

 

 

 

でも、食事の管理を徹底していても、
運動を頑張っていても、お医者さんの言うとおりにやっていても、
一向に症状が改善しない方がおられます。

 

 

 

もしかしたらあなたが、そのお一人かもしれません。

 

 

 

別にさぼっている訳ではないんです。

 

 

 

隠れて甘い物を食べている訳でもないんです。
頑張っていても駄目なんです。どうして?

 

 

 

・・・本当に泣きたくなりますよね。

 

 

 

結論から言うと、
糖尿病の改善は
血糖値のコントロールだけでは限界があるんです。

 

 

 

 

えっ、どういう意味?

 

 

血糖値を正常に保つことが大事だと医者は言っていますけど……。

 

はい。確かに血糖値を正常に保つのは大事なことです。

 

 

 

 

脳梗塞

 

脳梗塞の解説

 

 

 

糖尿病の合併症の中でも、
大変危険なものの一つが、この脳梗塞(のうこうそく)です。

 

 

 

 

多くの場合、突然何の前ぶれもなく起き、
重大な後遺症を起こすからです。

 

 

 

最悪の場合、そのまま死に至ることも珍しくありません。

 

 

 

脳梗塞(のうこうそく)という病気を最近よく聞くようになったなぁと、
思われる方も多いと思います。

 

 

 

有名な芸能人の方やスポーツ選手も、
この病気にかかっているので、
ニュースや週刊誌などでもよく取り上げられていますね。

 

 

 

あの元気で明るく、
いつもわたしたちに勇気を与えてくれていた、
長嶋茂雄さんも、
脳梗塞で倒れ現在では右半身にマヒが残っているとのことです。

 

 

 

健康で元気な人の代表格のような人も、
この脳梗塞になってしまうのですから、
いかにこの病気がすべての人に関係しているのか、
分かると思います。

 

 

 

 

さて、この脳梗塞は、
簡単に言えば、
脳内の細胞が壊死した状態のことを言います。

 

 

 

この脳梗塞が起こってしまう原因を脳血栓(のうけっせん)と、
脳塞栓(のうそくせん)の2種類にまず大別することができます。

 

 

 

両者とも、血管が詰まってしまうという点では同じなんですが、
微妙な違いがあります。一つずつ簡単に解説しますね。

 

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