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糖尿病性網膜症 発症の原因

糖尿病性網膜症が発症する主な原因は、
それは血液の流れの悪さと関係があります。

 

 

 

言うまでもなく、わたしたちの身体のすべては、
血液によって、必要な栄養や酸素を受け取っています。

 

 

もちろん網膜も例外ではありません。

 

 

 

特にこの網膜の周りには、
極細の毛細血管が無数に張り巡らされています。

 

 

血液は、この毛細血管の中を通って、
網膜に栄養や酸素を運んでいます。

 

 

 

しかし! 糖尿病、つまり高血糖の状態が続くと、
網膜に栄養や酸素が運ばれにくくなってしまうのです。

 

なぜでしょうか?

 

 

 

高血糖状態が続くということは、
血液の中に余分な糖分が、
ずっとあり余っているということなんですね。

 

 

 

そうすると、
栄養や酸素を運んでいる赤血球に、
悪影響が及んでしまうのです。

 

 

 

長期に渡り、余分な糖分が血液の中にあると、
赤血球がいわば砂糖漬けになってしまうのです。
 

 

 

つまり、赤血球が固くなってしまうのです。

 

 

 

赤血球は本来、非常に柔らかい物です。

 

 

 

そうでなければ、
血管の中を勢い良く流れていくことはできません。

 

 

 

毛細血管は、その直径が約7ミクロンと言われています。

 

 

ミクロンというのはあまり聞かない単位ですが、
千分の1ミリ(1/1,000mm)になります。
一方、赤血球の直径は、約8ミクロンと言われています。
と、言うことは……

 

 

 

元々、赤血球の直径のほうが、
毛細血管の直径よりも大きいということになるんです。

 

 

 

それで赤血球は本来の柔らかい性質を十分に活かして、
自分の直径より細い毛細血管の中を、
上手にくぐり抜けているのです。

 

 

そして、目に栄養や酸素を運んでいるのです。

 

 

 

 

でも、高血糖により砂糖漬けになった赤血球は、
本来の柔らかさがなくなってしまうので、
狭い毛細血管の中を通りにくくなっています。
 

 

 

 

そして、血管の中で詰まったり、
コブができたり、破裂して出血したりするんです。

 

 

 

 

始めはその出血も大きなものではなく、
本当に小さなものなので、ほとんど自覚症状はないんです。

 

 

 

しかし、しばらくすると、
出血によってできる出血点や白い斑点が現れ始めます。

 

 

 

そして段々大きな出血を起こすようになるなどして、
進行していきます。
 

 

 

その後、血管が詰まったり破れたりして、
網膜にきちんと栄養や酸素が運ばれないため、
今度は網膜上に新生血管と呼ばれる新しい血管が出来はじめます。

 

 

 

詰まったり破れたりした血管は役に立たないので、
新しい血管を体は作り始める訳ですね。

 

 

 

ところが!この新生血管というのが
逆に網膜症をさらに悪化させてしまうんです。

 

 

 

というのも、この新生血管はもろくて破れやすいからです。
だから、同じようにすぐに詰まって、コブが出来て、破裂します。

 

 

 

そうすると、さらに出血点が多くできることになり、
眼底出血を引き起こしたりしてどんどん悪化していきます。

 

 

 

 

でも、さらに体は新しい血管を作っていくので、
もうひどい悪循環に陥っていくのです。

 

 

 

 

このように、長期に渡る高血糖は、
網膜に重大な被害をもたらす、ということなのです。

 

 

 

 

実は網膜症は、かなり症状が進行してからでなければ、
普通の検査では発見されにくいようです。

 

 

 

 

たとえ視力が落ちてきていなくても、
すでに眼底出血を起こしていることもあり、
視力が判断の基準にはならない場合もあります。

 

 

 

 

それで、一般に勧められているのは、
年に1度は眼科で詳しい眼底検査をしてもらうことです。

 

 

 

しばらく高血糖が続いているなら、
迷わず受診してくださいね。

 

 

 

では、さらに、別の合併症についてもどうぞお調べください。

 

 

 

糖尿病性腎症

 

 

 

糖尿病性腎症の危険と症状
 

 

 

糖尿病性腎症(じんしょう)。

 

 

 

 

腎臓は尿を作るという、
大変重要な機能を果たしています。

 

 

 

 

糖尿によって腎臓が影響を受けると、
この機能が弱り、
尿を作れなくなってしまうことがあります。
 

 

 

 

そうすると、人工透析という形で、
尿を外に出す必要が生じてきます。

 

 

 

人工透析は、
大体週に3日ほど病院に通い、
数時間横になりながら、
体から溜まっている尿を抜き取る治療です。

 

 

 

 

週に3日、数時間の治療はかなり負担になりますし、
仕事や日常の生活にも影響が出てきてしまいますね。

 

 

 

これは何とか避けたいことです。

 

 

 

糖尿病性腎症とは、
簡単に言うと、高血糖状態が続くことにより、
腎臓の機能が損なわれてしまう病気です。

 

 

 

 

最終的には、腎不全に陥り、命を落としかねない、
大変危険な病気なんです。

 

 

 

 

では、本来の腎臓の果たしている機能について、
簡単にご紹介したいと思います。

 

 

 

ご存知のように、
腎臓は老廃物を、ろ過する働きがあります。

 

 

 

血液は各細胞に栄養や酸素を運びますが、
運んだ後は細胞から不要になった老廃物を、
交換として受け取ります。

 

 

 

そして、血液は老廃物を腎臓まで運び、
腎臓は老廃物をろ過して、
また清潔な血液が流れていくという訳です。
 
 

 

そして、老廃物は尿として体外に排出されていきます。

 

 

 

まず血液を綺麗にし、
そして今度は体の中のいらない成分や老廃物を体外に排出させるという、
大変重要な機能を果たしてくれています。

 

 

しかし、もしこの腎臓の、
ろ過する機能が弱ってしまうとどうなるでしょうか?

 

 

 

老廃物がろ過されずに、
血液の中に残ったまま、
再び体の中を循環してしまうことになります。

 

 

 

本来、体の外に排出されるべき、
老廃物が体の中に残って、ぐるぐると巡ってしまう訳ですから、
当然健康を害しますよね。

 

 

 

老廃物がたまった、
汚れた血液が体中を巡るので、
心臓や脳にも影響を与え、
昏睡状態に陥ってしまうことも珍しくありません。

 

 

腎臓は、本当に大切な役割を果たしていますね。

 

 

 

機能低下の原因は?
 

 

 

では、なぜ、ろ過する働きが弱くなるのか、
ということを考えてみたいと思います。

 

 

 

腎臓の中には、
「糸球体」と呼ばれる、ろ過装置があります。

 

 

 

この「糸球体」とは、細かな血管が、
糸を丸めたような球状の形をしているので、
そのような名前がついているんです。

 

 

 

 

つまり、「糸球体」とは、早い話、血管のことですね。

 

 

 

それで、この「糸球体」と呼ばれる血管が、
血液中の老廃物をろ過して、尿を作り出している訳です。

 

 

 

 

「糸球体」は、
腎臓の中に何と100万個もあると言われていて、
様々な成分をこし分けています。

 

 

 

 

体に必要な成分、
たとえばたんぱく質や赤血球や白血球、
その他ミネラル類などは「糸球体」を通過せず、
もう一度体の中に戻っていきます。

 

 

 

それは体に必要なものだからですね。
一方、老廃物などのいらない成分は、
尿と一緒に排出します。

 

 

 

丁度「ざる」を使って、
必要なものと必要でないものとを分けていると考えてください。

 

 

 

「ざる」の網目の大きさによって、
残るものと下に落ちるものが決まりますね。

 

 

 

「ざる」の役目を果たす「糸球体」は、
基本的には非常に細かい網目をしています。

 

 

たんぱく質などの体に必要な成分は大きな粒子をしていますから、
下に落ちずに残ります。

 

 

一方老廃物などの細かな粒子は下に落ちます。
本当に上手い具合にできているんです。

 

 

 

ところが!、もしこの「ざる」の役目を果たしている
「糸球体」の網目が、
大きくなってしまったらどうなるでしょうか?

 

 

 

そうなると、本来体に必要な成分の多くが、
下に落ちていってしまいます。

 

 

 

よく、たんぱく尿の検査が行なわれますが、
もし尿にたんぱくが出ているなら、
「糸球体」が弱っていることが考えられる訳です。

 

 

 

本来尿に出ないで体に残るはずの成分が出ているということは、
「糸球体」の網目が大きくなってしまっているからです。

 

 

 

それでは、なぜ?

 

 

「糸球体」の網目がいわば、
大きくなって正しく濾過してくれなくなるのでしょうか?

 

 

 

それは、糖尿や高血糖状態が続くと、
この「糸球体」の血管が、硬くなる、
つまり動脈硬化を起こしたり、
糖分の多いドロドロ血液によって、血管が傷ついてしまうからです。
 

 

 

傷つくと網目が段々裂けてきて、
大きくなってしまいますね。
実はそういうことなんです。

 

 

 

大きな粒子の体に必要な成分も、
裂けて大きくなってしまった編み目から、
どんどん下に落ちていってしまい、尿に流れて行ってしまうんです。

 

 

 

 

「糸球体」が傷つくとろ過する働きが弱くなり、
体に必要な成分が尿に出てしまうので、
体も不調を訴えますし、
「糸球体」は最終的には尿を作ることをすら止めてしまいます。

 

 

 

そうなると、人工透析治療によって、
血液中にたまった、尿を抜く治療が必要となってくるのです。

 

 

 

 

こういったことにならないためには、
血管を強くすること、
血管内の老廃物を取り除くことなどが関係してきます。

 

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